あなたのiPhoneのパスコードが一斉に使えなくなったらどうしますか?
正しいパスワードを入力しても違うと言われる。
違う訳ないのに違うと言われる。
本日はそんな恐怖体験について語ります。
ここを必ず読んでね☆
【記事作成後に追記】
こちらの記事は、「パスコードが合っているのに開かない」と慌てふためいておりますが、「本人のパスコード勘違い」という結果であり、Apple製品とAppleサポート様におきまして、一切の落ち度はございません。
パスコードを勘違いした状態のままで書き続けておりますので、その勘違いで焦る様子もお楽しみ下さい。
ちなみに、正しいパスコードに気づいたのはこの事件から2日後の事でした。猛省。
念願のiPadProを手に入れたぞ!
事件は突然起こる。そう、例えばApple製品の値上がりとか…ね…。
2022年7月1日に事件は起きました。
突然のApple製品値上がり。
この円安ですから、値上がりは回避不可能でしょう。
その覚悟は既にできており、おそらく新製品発表のタイミングでの値上げだろうと、コツコツ楽天市場でAppleギフトカードを買い集めようとしていた矢先の事でした。
いつものように朝5時に起床し、まずは日課となっているTwitterのトレンドをチェック。(重度のツイ廃)
するとそこには「Apple製品値上がり」の記事が!!
泣きそうでした。
でもまだ、値上がり前の価格で購入できる場所があったんです!
Apple製品が値上げ前の価格で買えるんです。そう、Amazonならね。
Amazon!Amazonが!まだ!値上げ前の!価格で!取り扱っていたのです!
「Amazonならまだ値上がりしてないよ」という風な事を、Twitterでアフィリエイターさんが呟いていました。
アフィリエイターさんありがとう。
私からの収益で何か美味しい物でも食べてください。
完売するのも時間の問題!
速攻でポチりました。
ちなみに私が購入したのは「iPadPro 11インチ 128GB 第3世代のスペースグレイ」だよ!
公式で買って刻印したかった…。
「Apple Pencil第2世代」も買ったよ!
「早起きは三文の徳」
おばあちゃんみたいな早起きスタイルである事が、この日程喜ばしかったことはありません。
良かった…。
早朝寝起きからTwitterのトレンドをチェックするようなツイ廃で良かった…。
かくして私は、3年越しの念願叶って兼ねてより憧れていた「iPad」、しかも奮発して「Pro」を手に入れる事となるのでした。
まさかこの後とんでもない悲劇に見舞われる事となるとは知らずに…。
iPadProのセットアップで全ての手持ちiPhoneが使えなくなるなんて誰も教えてくれなかった…。
7月1日(金)に購入して、配達予定日は当初7月3日(日)でした。
所が仕事の早いAmazon様!
翌日の7月2日(土)に早速iPadPro&Apple Pencilが到着!
予定より1日早い到着に私の心はウキウキ♪
<「初めてのiPadだね」と私がときめいたから七月二日はiPad記念日>
そうなるはずだったのに、まさか地獄の一日となる事を、この時もまだ知りませんでした。
クイックスタートをしたらiPhoneのパスコードがエラーを起こしてしまった
早速新しいiPhoneを使えるように準備します。
まずはあらかじめ購入していた保護フィルムを装着。
そしていよいよ充電して電源ON!!
感動の瞬間です。
すると程なくして「iPhoneを画面に近づけて下さい」とのメッセージが。
さすがApple!何かよく分からないけど手持ちのiPhoneを近づけると同期してくれるのかな?と、軽い気持ちで愛用中のiPhone SE2を近づけました。
iPadの画面には水色のもやもやが出現。
これをiPhoneのカメラで読み取るように指示されその通り読み取る。
すると、ちゃんとメッセージが見れてなくて不明瞭なのですが、iPadの画面上に「ロックがかかっているのでパスワードを入力してください」などというメッセージと共に出現するキーボード。
はて?パスワード?何の?とりあえずiPhoneのパスコードを入れたらいいのかな?
ここでちょっとした問題がありました。
iPhoneのパスコード入力画面はこちら。
iPadで入力を求められた時のキーボードが横並びの数字だったので、いつも指の動きでパスコードを覚えていた私は、数字では覚えていなかったのです。
確認するためにiPhoneを操作。
するとまさかの「パスコードが正しくない」時の反応を示しました。
え??合ってるんだけど。毎日入力してるんだけど?
いつも当たり前に操作してるけど、いざ意識してやってみたら間違えた??
プチパニックに陥りました。
でも、確かに正しいパスコードを入力しているんです。
なのに一向に開かないiPhone。
自分が記憶障害となり間違えたパスコードを入力してしまったのではないかという錯覚さえ覚えます。
私のiPhoneは全部で3台稼働中なのだ。しかも全て同じパスコードで。
ここで私のiPhone事情についてお話しさせてください。
私が現在使用しているiPhoneは全部で3台。
- iPhone SE2
メイン機。
いつでもどこでも一緒。スマホ依存症。 - iPhone SE
Wi-Fi環境でSpotify(無料会員)を使用。
YouTubeやSNSを見る。 - iPhone5
カーオーディオにBluetooth接続して音楽を聴く。
動画を流しながら筋トレ&筋トレタイマーとして使用。
今でもiPhone5を愛用している人なんてなかなかいないでしょ!
バッテリーは自分で交換しました!
ちなみにSE第1世代も自分で大容量バッテリーに交換したよ!
この3台のiPhone達、実は全て同じパスコードにしてあるのです。
他のiPhoneでパスコードを入力してみることに。
しかし他のiPhoneも全て、正しいパスコードを入力しているにも関わらず「パスコードが違う」時の反応。
1台のみならず3台とも?!
ショックと驚きを隠せません。
iPhoneのパスコードを続けて間違えるとやばい。もうiPhoneは使えなくなるんだってさ。
iPhoneのパスコード、忘れてはいけません。
iPadにも言える事ですが、とにかくパスコードを忘れてはいけません!!!
では、iPhoneやiPadのパスコードを連続して入力ミスすると、一体どうなるのでしょうか?
1分間パスコードの入力ができなくなります。
5分間パスコードの入力ができなくなります。
15分間パスコードの入力ができなくなります。
60分間パスコードの入力ができなくなります。
iPhoneは使えなくなります。
パスコード失念なら、思い出したり思い当たるパスコードを入力してみることで入力ミスを途中で回避できる可能性がありますよね。
しかし私の場合は、「パスコードは合っているのに開かない」のです。
合っているのに開かないので、もうどうしようもないんですよ。
iPhoneのパスコードは合っているのに開かないから、Appleサポートセンターに電話をしたよ!
困ったらAppleサポートへ連絡あるのみ!
きっと博識なAppleスタッフさんが解決してくださるに違いない…と、藁にもすがる思いで電話。
あれ?メイン機のiPhoneが開かないのに電話は出来るの?と思ったあなた!
鋭いです!
そう、我が家には実家の固定電話があるのです!
「今時固定電話なんてお金の無駄」
そう思っていた時代が、私にもありました。
固定電話マジ感謝!圧倒的感謝!
携帯を持たない・使えない両親に感謝!!
土曜の夕方ということで、Appleサポート激混みなのではないかとドキドキしながら電話。
音声ガイダンスに対して、こちらが音声で「はい」とか「いいえ」と答えれば聞き取って然るべき部署へ案内してくれるシステムが凄すぎてちょっと技術の進化を感じる土曜の夕暮れ時。
心配していた待ち時間ですが、多少待ったものの許容範囲内でした。
早速電話に出てくれたAppleサポーターさんに経緯を説明。
頭を悩ませるサポーターさん。
そうだよね。パスコードが合っているのに使えないなんてそんな馬鹿な…。
結局、「スペシャリスト」様に代わっていただけることになりました。
すごい…スペシャリストの称号を授かりしサポーター様…。
このお方ならきっと…きっと…。
つい期待が高まります。
そんなスペシャリスト様の回答とは???
Appleサポートのスペシャリストでも解決できない問題はあるってこと。
結論から申し上げますと、この問題は解決しませんでした。
スペシャリスト様の協力を持ってしても解決しないパスコード問題。
考えられる原因について憶測ながらもお話しして下さいました。
しかし、何だか難しすぎてよく分からなかったので何となくでお話しします。
Appleの強力なセキュリティシステム(エンドツーエンド)があり、そこで何かしらのエラーが起こってしまったのかもしれない。
強すぎるセキュリティは、時としてiPhoneの命を奪う。
そして私のiPhoneデータも奪う。
スペシャリスト様が最後に下さったアドバイス。
①「途中までセットアップしているiPadを一旦完全に初期化して、30分程時間を空けてからもう1度セットアップをやり直してみてください。時間の経過で、もしかしたらパスコードが正常に反応するようになっているかもしれません。」
②「それでも無理なようでしたら、iPhoneは初期化して、バックアップからデータを復元していただくしか方法はありません。」
解決に導くことができずに申し訳なさそうなスペシャリスト様。
いいんです。出来ないことは仕方がない。
Appleサポートのスタッフさん、とても丁寧に対応してくださいました!
そしてアドバイス通り期待を込めて、30分ちょっと待ちました。
30分後、いざ!再セットアップ!!!
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・
・
はい、やっぱりiPhoneは開きませんでしたー!!!
パスコードが合っているのに開かなくなったiPhoneの末路
iPhoneもiPadもパスコードが分からなくなったら同じ末路だから心して読んでいただきたい。
3台のiPhone全てが開かないということで、全てのiPhoneの初期化が確定しました。
iPhone SE2なんて、途中から画面の下の端っこに初期化を促すための表示が出てましたからね。
「どうせもう無理だって。次のパスコード入力まで1時間も待つのダルいでしょ?早く初期化したら?」と言われているような悲しい気持ちになります。
心で泣きながらiPhoneを初期化。
さようなら。私のiPhone。
機種変前のバックアップは義務だけど、新しいApple製品を導入するときのバックアップも義務化するべき。
まさか新たにiPadを導入することでiPhoneのデータを消す羽目になるなんて、一体誰が思うだろう。いや、誰も思わない(反語)。
初期化したiPhoneを、パソコンのiTunesに保存してあったバックアップデータで復元します。
復元データにもパスワードがかかっていて泣きそうだった。
しばらくパスワード入力がトラウマになりそう。
パスワードが分かって良かったよ。
設定した時の記憶は一切ないけど。
まずはメイン機から。
iPhoneのバックアップ、こまめに取ってますか?
正直面倒じゃないですか?
私は面倒です。だから、5月末以降取っていませんでした!
およそ1ヶ月ほど前、なんとなく気まぐれでバックアップを取ったんですよ。
もう何ヶ月も取ってないなーなんて思いながら。
本当に気まぐれ。
まさかその気まぐれに救われる日が来ようとは。
しかし約1ヶ月間のデータは失ってしまいました。
泣きそうです。
その間に撮った写真達。
もう取り戻せない…。
そして仕事で使うために調べて保存してあった動画の数々…。
でも、失ったのが1ヶ月間のデータだけで済んだのを幸運だと思うことにします。
クヨクヨしててもデータは戻って来ませんからね。
皆様、くれぐれもバックアップは定期的に行いましょう!
しかしデータの復元って時間がかりますね。
メイン機なんて3時間以上かかりました。
ちなみに、残りの2台のiPhoneは何年も前のバックアップデータでした。
そりゃそうだよね。
用途からして、バックアップを取るような使い方をしていないので。
復元はできたけど、それでも古いパスコードを求められる事があるんだ。もうとっくに忘れているのに。
復元して新しいパスコードを設定したiPhoneですが、古いパスコードを求めるメッセージが出ます。
このメッセージが出るので、「続ける」をタップすると、まずはAppleIDのパスワードの入力を求められサインインした後、パスコード入力画面に切り替わります。
何やら古いパスコードが分からないと取り戻せないデータがあるらしいのですが、これが一体何のデータなのかは未だに不明です。
※後に正しいパスコードを思い出し入力出来たのですが、それでも一体何がどう変わったのかは分かりませんでした。
iPhoneのパスコードトラブルで学んだこと。
バックアップはこまめに取ろう!
まずはこれ!
パスコードのトラブルに限らず、故障や紛失などその他様々なトラブルはいつ起こるかわかりません。
もし明日、あなたのiPhoneやiPadのデータが消えるとしたら、後悔しませんか?
残したい写真を頻回に撮る。
大切なデータを管理している。
そんな方は、必ずこまめにバックアップを作成しておきましょう。
デバイスの中だけで重要なデータを保存するのは危険!
今回の件では被害にならなかったのですが、私はスマホの中に「覚書」をメモしていたり、覚えておかなければいけない物を写真に撮ってアルバムに残していたりします。
いくつかある覚えきれない自分のメールアドレスだったり、様々なサービスの会員ページへログインする際のパスワードなど。
そもそも、パスワード系をデバイス内で管理(メモ帳に残す・写真に残す)するのは絶対にNG!!
ハッキングなどで漏洩したらそこで試合終了です。
また、パスワードに関しては「iCloudキーチェーン」というシステムが出来てわざわざ覚えておかなくてもログインが可能になりました。
(と言いつつも実は私、まだそのシステムがよく分かっていないので使用したことがありません。)
こんな風に、全ての重要情報の管理をAppleデバイスの中だけで完結していると、今回のようにAppleデバイスが全て使えなくなってしまった時に何も分からない状態になってしまいます。
パスワードなどの重要機密情報は、必ず紙ベースで管理・保管しておきましょう!!
iPhoneのパスコードが合っているのに開かない悲劇まとめ。
- iPhoneのパスコードが合っているのに開かなくなることは実際に有り得る!
しかも複数台使用している際は全部同時にやられる!
※今回は私の勘違いです!! - iPhoneは11回パスコード入力を誤ると使用できなくなり、初期化不可避となる!
- 初期化のタイミングは突然訪れるので、データのバックアップはこまめに行う必要がある!
- 新しいApple製品導入の際は、手持ちのApple製品を全てバックアップしておく必要がある!
※今回は私の勘違いです!! - iPhoneの復元には3時間以上かかる!(データ量による)
今回のトラブルで私は、10時間程を無駄にしました。
まさか新しいiPadの導入がきっかけでこのようなトラブルに巻き込まれるとは…。
しかしトラブルはこれだけではなかったのです。
値上げ前の価格で憧れのiPadProが手に入った喜びも束の間。
本当に予期せぬトラブルばかりが続いて疲労困憊でした。
それでも今では、無事iPadを使用できるようになり嬉しい限りです。
iPad、とても良いです!
本当に買って良かった!!
このブログもiPadで書いています♪
末長く、大切に使い続けようと思います!
ここで記事は終わる予定でした。
しかし私は気づいてしまったのです。
とても愚かな勘違いをしていた事に………!!
後日談。パスコードを勘違いしていたと気付いたのは実に2日後。穴があったら入りたい。
普段無意識に行っている動作は、不意に意識させられると頭が真っ白になるんだなぁ。
今回の「パスコード勘違い」はなぜ起こったのか?
いつも無意識に行っている「パスコード解除」。
毎日何度も入力しているパスコードでも、不意に違う文字列で求められることで分からなくなってしまいました。
無意識に行なっている動作を、突然意識的にされると混乱するのだと思い知りました。
そして2日後の朝。
日課の筋トレをしようとiPhone5のパスコード解除をしようとしたその時、無意識に動いた指。
「ここここれだーーーーーーー!!!!正しいパスコードはこれだーーーーーー!!!!!!!!」
つまり私は、ただ自分の勘違いにより膨大な時間と共にiPhoneのデータを失った愚か者だったのだ。
もうね、正しいパスコードを思い出した時は、驚きと恥ずかしさと申し訳なさに包まれましたよ。
何で…このパスコードを…忘れていたのか…。
何で…11回間違えるまでに…このパスコードが…思い付かなかったのか…。
自分の記憶力の欠損に恐怖を感じた次第でございます。
HDS-RかMMSEでも受けた方が良いですかね?
(どちらも認知症の検査です。)
Appleサポートのスタッフ様、私の勘違いにより起こった問い合わせに対して、もしかしたら「そんな事ある訳ないだろ」と思っていたかもしれませんね。
それにも関わらず親身に対応して下さいまして本当にどうもありがとうございました。
そして貴重なお時間を奪ってしまいましたことを心よりお詫び申し上げます。
もし、スマホやタブレットのパスコードを何となく指の動きだけで無意識に解除している方がいらっしゃいましたらご注意下さい。
ぜひ今一度、自分はどのようなパスコードを使用しているのかを意識して確認されて下さいませ。
え?こんなに愚かな失敗をするのは私くらいですか?
大変失礼いたしました。
長々とお付き合いくださいまして、本当にどうもありがとうございました!
iPhoneが使えるのは当たり前の事じゃないんだ。
パスコードで開けることの喜びを噛み締めつつ、私はやっぱりiPhoneが大好きなのでこれからもお世話になります!
ない
話だよ!